二次元NLCPに愛を注ぐブログ
(苦手な方はダッシュで逃げてください)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ほぼ勢いで書いたリョ桜SS前編。
興味のある方は続きからどうぞ^^
『――只今、電話に出ることが出来ません。ピーとなったらメッセージを――――』
プツ。
電話の相手が出る気配のないことを確認して、桜乃はゆっくりと電話を切った。
すると、偶然遊びに来ていた朋香が顔を覗かせる。
「何、出ないの?」
「うん…」
「へぇ~、珍しいこともあるのねぇ」
朋香が本当に物珍し気に言うものだから、桜乃はちょっとだけ笑ってしまった。
「きっと寝ちゃってるんだと思うよ?昨日の電話も、疲れてる感じだったから…」
「ふぅん…今回の遠征は大変みたいね」
「まあ、リョーマくんも覚悟してたみたいだけど…」
呟いて、ため息一つ。
そんな桜乃の様子に朋香は苦笑いをしつつ、宥めるように言った。
「…もう1回電話してみれば?」
「ううん…いいよ、邪魔したくないし」
「じゃあ…メールでもしとくとか?」
「うーん…」
悩む桜乃を見ながら、朋香は今遠い地に赴いている桜乃の最愛の人のことを思い浮かべた。
――きっと彼にとっては、電話もメールも迷惑なことなどではないだろうに。何せ彼の最大の癒しと言えば、愛しい愛しい彼女そのものなのだから。
逆に電話に出なかった自分を物凄く後悔するに違いない――ありえすぎて思わず噴き出しそうになるのを堪えた。
面白いけどそれはあまりに哀れかもしれない。
しょうがないので朋香はかの王子様に助け船を出す――借りを作るとして――ことにした。
「桜乃、私にいい考えがあるわ」
「え?」
「大丈夫…絶対あの王子なら疲れもぶっ飛ぶから」
「…?」
わけが分からず首を傾げる桜乃に、朋香はニヤリと笑った。
*続く*
漫画関連に触れられねーなら自家発電でいこうじゃねーかと。←
そんな感じで突発SSです。さすがに昨日には間に合わなかった…;;
そしておかしいところが多々あると思うので帰ってきたら修正します。勢いでばーっと書いたので(笑)
まだ続きます。今日中に出来たらいい、な…;
PR
この記事にコメントする