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起きたら熱36.4℃あってびっくりー。
…や、普通の方はこれぐらいが平熱なんでしょうが。私平熱が35.4℃とかいうヤツでして。
1度上がって普通に見えてもやっぱり結構だるいわけでして。まぁそんな感じでご飯食べて寝直したらちゃんと平熱に戻ったので良かったです。なんにもできなかったけど!←
疲れてたんだろうなぁ…うん…つか明日獄寺の誕生日だ…!
今日は宣言どおりSS更新します。ヒバピンー。
長さ的にほんとにSSでタイトルもつけてないのでカテゴリもSS扱いで。
私にしては短時間で仕上がりました。つっても載せるのが遅すぎるけど。←
なにやら雲雀に対して怒ってるイーピン。そんな感じで追記からどぞ!
余談ですが最近やっぱりリボルーが気になる。
だってアニリボやっばいじゃないのさ…!(笑)
「雲雀さんの…バカぁっ!!」
ぼすんっ!と盛大な音を立てて、八つ当たり気味に投げられたクッションが壁にぶつかる。
そのまま力無く落ちていったそれを見ながら、イーピンは思わずはっと口を押さえた。
――本人の前では死んでも言えない言葉だ。
それにしても、条件反射でまずいと思ってしまった自分に軽く舌打ちをする。
今度ばかりは、絶対、確実に、あっちが悪いのに!
なんで私が遠慮しなきゃいけない!と心の中で憤慨して、自分以外誰もいない部屋でイーピンはもう一度呟いた。
「雲雀さんなんか…っ」
――『何処へでも行ってしまえばいい?』
漫画なんかでよく聞く台詞は、予想以上に口にするのが重かった。
「…っ、ヒバードに突かれてバリネズミの針に指刺されちゃえばいいんだ!」
「それもう既にやったよ」
「わひゃあっ!」
突如背後で響く低い声に、イーピンは怒りも忘れて跳びはねた。
だって、何故、さっきまでいなかったのに!
「ひひ、雲雀さん!」
「何?」
「何、じゃないですよ!そっちこそ何の用ですかっ!」
「会いに来たんだけど」
さらっと言われた一言に無条件で頬が赤くなる。イーピンは一瞬言葉に詰まってしまった。
(ああ、だから狡いんだこの人は!)
「よ…よくもまぁそんな飄々と…っ!」
「だから。突かれて刺されたから帰って来たんだってば」
「………は?」
言ってる意味がよく理解できない。
思わず寄った眉根を見てか、雲雀は小さく息をついて右手を挙げて見せた。
その人差し指には――まあ珍しく、絆創膏が律儀に巻かれていて。
イーピンは目をぱしぱしと瞬かせた。
「ワォ。どうしたんですかそれ」
「人の口癖を真似しない。ネズミに刺された。ついでにここにも」
言いながら今度は前髪を掻きあげて額を見せる。そこには鳥につつかれたような、赤い痕がぽつぽつと目立っていて――それで分からないほどイーピンも馬鹿ではなかった。
「…め、珍しいですね。そんなドジ…」
「そうだね。ぼーっとしてたから」
「ぼーっとって…なんでまた」
「君のこと、考えてて」
淡々と、だけどしっかり呟かれた一言。イーピンは目を見開いた。
――いつもならしないドジは、私のせい?
そう考えたら、失礼とは思ったが自然と笑みが零れてしまう。
「そこまで、気にしててくれたんですか…?」
「…今回は、さすがに僕がいけなかった、と思ったから」
「そうですか…ふふ」
「ちょっと、笑いすぎ」
「だって…」
嬉しいんですよ。
そう言えば、目の前の彼も静かに笑う。
イーピンは一歩近寄って、本日二度目の言葉を囁いた。
「雲雀さんなんか、」
(私に抱きつかれてしまえばいいんだ!)
すっごい怒ってて許せないはずなのに「いなくなればいい」なんてそんなことは絶対に言えないイーピンとか。
ウチの女の子基本そうですけどね。特にヒバピンは仕事が仕事なのでね…誰に対しても死んでも口に出来ないことだと思います。
雲雀がヒバードとバリネズミをなんて呼ぶのかイマイチ分からなくていい感じに誤魔化しました(笑)
いい感じに書けました。ヒバピンってやっぱりおいしい(笑)
読んでくださった方、ありがとうございました!^^