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二次元NLCPに愛を注ぐブログ (苦手な方はダッシュで逃げてください)
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皆様のクオリティーが高すぎて自分のを下げたくなってきたよ…
でもまぁ、せっかくだから晒しとこう…羞恥プレイに耐えます←

そういえば今日氷帝の芥川くんも誕生日だってね!
おめでとジロー!!\(*´∀`*)/(祝う気ちゃんとあります)

そんでなんでまた姿を現したかと言うと。こりずにヒバ誕記念第2弾をあぷしに来たんです。
今回はこの場で初晒しの奏芽の駄文。頑張って作ったのでもったいないから晒しちゃうんだ…!←貧乏性

ヒバ誕記念小説、続きにあります。
その前にちょこちょこ注意書き。

*絵と同様クオリティー低いですごめんなさい。
*超絶駄文。
*誤字とか脱字とか文体おかしいのはごめんなさい。
*キャラ違ってたりしたら申し訳ない…!
*ヒバピンだったり現ヒバ+10ピンだったり。

そんな感じです。(ダメダメだな!)
ご理解いただけた方はどうぞー!


 
 

――誕生日は極力人に教えないようにしていた。
 
といっても、それが大事な日だと思っていたわけでは決してなく。寧ろ僕にとってはどうでもいい部類だった。
 
それを敢えて内密にしたのは、周りは僕とは違って、誕生日と聞くと何かと群れたがる性質らしかったから。
そんなの、群れるのが嫌いなこちらとしては甚だ迷惑な話である。
故に、ここ並盛で僕の『誕生日』は極秘情報同然だった。
 
 
それを一番最初に覆したのは、あの赤ん坊。極秘扱いの僕の個人情報を、いつの間にかいとも簡単に入手していた。――だからこそ、彼は面白いのだけれど。
次は、いつも草食動物たちと群れている、緑中の制服を来た名前も知らない女子。初対面なのにいきなり馴れ馴れしい奴になど決して教えたくはなかったのだが、大人しく質問に答えたら赤ん坊が相手をしてくれると言ったので仕方なしに答えた。(結局相手は草食動物の方だったけど)
 
こうして僕の誕生日を知ってしまったのは今のところこの二人――情報が露見していなければの話だが――だけ。
けれど――ただ一人だけ、僕が自ら誕生日を教えた子供がいた。
 
 
 
 
 
 
「ひばりさんっ!」
 
不意に名を呼ばれ、僕はゆっくりと振り返る。
 
 
――5月 5日。
世間で言う『こどもの日』である。
 
そんな国民の祝日であるはずの今日も、こうして僕は学校に来て職務を全う中だ。逆に祝日であるからこそ、何が起きるか分からないのだから。
そして、理由はもう一つ。
 
僕は今日という日に、彼女――イーピンに会いたかったのだ。
 
 
イーピンは満面の笑みで長い廊下を駆けてくる。僕は立ち止まって彼女が近くに来るのを待った。
 
――この時僕は小さいイーピンに気を取られて、彼女の頭上から何かバズーカのようなものが降ってくるのに気が付かなかった。
そしてそれは、イーピンの身体をまるごと呑み込んで。
 
 
 バフン………ッ!!
 
  
凄まじい爆風と共に、彼女の身体が煙に包まれた。
突然の出来事に、僕は柄にもなく慌ててイーピンに駆け寄った――のだが。
 
「ああ…やっぱり来ちゃったな」
 
そこにはイーピンではなく、見知らぬお下げの少女がいて。
彼女は目を数回瞬かせると、目の前で固まっている僕に気がついた。
そして苦笑まじりに頭を下げてくる。
 
「こんにちは、10年前の雲雀さん。いきなりすいません」
「…何わけの分からないこと言ってるの、君」
 
何だかふざけたことを言う上に、初対面で僕のことバカにするなんていい度胸してる。
おまけに僕の楽しみまで奪うなんて。
 
上がりかけていた機嫌が一気に降下する。
僕は隠していたトンファーを手に握って、そのままその少女を睨み付けた。
 
「君、なんだか異様に勘に障る。だから咬み殺すよ」
「……そっか。私たち、まだ初対面ですもんね」
「…君のことなんて知らないよ。顔も見たことない」
「こっちには何回も来てるんだけどなぁ……」
 
何やらぶつくさ呟き始めた少女に首を傾げる。
なんだかわけのわからない子だ――でも、雰囲気が少し、あの子に似てる気がした。
 
「あっ!!」
「っ!?」
 
突如、少女が声をあげたので、僕は警戒心を抱いてトンファーを構え直した。
すると彼女はガサゴソと持っていた鞄の中をあさり始めて――
 
「やっぱり用意しといてよかったー…はい、雲雀さん」
 
こちらが警戒しているにも関わらず、少女は笑顔で丁寧にラッピングされた袋を差し出してきた。
ふと掠めた甘い匂いは――クッキー?
それにしても、一体これは。
 
「なんで?」
「え?」
「だから何これ。なんで僕に渡すの?」
「だって…今日、誕生日じゃないですか」
 
だからです、とまた包みを差し出し直す少女。
いや、確かに間違っていない。彼女の言うことは完璧正しいのだけれど――
 
「お誕生日、おめでとうございます。雲雀さん」
 
そう言って、優しく笑う少女。――その姿が、あの子供に、重なる。
 
 
今日が僕の誕生日。
 
それを知っているのは、赤ん坊と、緑中の女子と、
 
 
あの子だけだ。
 
 
 
 
「――君…………」
 
誰?
 
 
そう聞こうとして手を伸ばしたら、またもや凄まじい爆音が鳴り響いた。
 
眩しさに思わず目を瞑る。
再び開いた時には、既に少女の姿は消えていて――代わりに、いつもと変わらぬ子供の姿があった。
 
「…?あっ、ひばりさんっ!こんにちはっ!」
「…やあ。イーピン」
 
イーピンは暫く呆けた顔をしていたが、僕が近くに来ていることを知るなり零れそうな笑みで挨拶をする。
それに答えながら、僕はいつの間にか少女に差し出された包みを握っていることに気が付いた。
 
(咄嗟に渡されたのか…)
 
あの少女は一体何だったんだろう。
 
――いや、たぶん。その答えを僕はもう知っている気がした。
 
「…ひばりさんっ」
「ん?なんだい、イーピン」
「これ、ぷれぜんとっ!」
 
そう言うと、イーピンは後ろ手に隠し持っていたものを目一杯に差し出してきた。
 
綺麗に施されたラッピング。そして――
 
 
「おたんじょーび、おめでとございますっ!」
 
 
――ほら、さっきの少女と同じ、優しい笑顔。
 
再び重なったその姿に、僕はゆっくりと微笑んだ。
 
「ありがとう、イーピン……」
 
 
ねぇ、君にも。
 
今度会えたら、同じように告げるから。
 
 
だからまた
 
 
『10年前』まで会いにおいで
 
 
 
 
HAPPY BIRTHDAY
 
 
(そして願わくは、その君の隣に変わらず僕がいるように)





 
懺悔という名のあとがき

ほんと申し訳ない。

ぐだぐだ意味不明申し訳ない…!最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
現ヒバと+10ピンは初対面です。
タイトルは…えと、誕生日に二人のイーピンからプレゼントをもらったので、2乗の喜びを味わった的なそんな…;;あぁっ!意味不明ですいません!タイトルつけるの苦手です…;

いろいろおかしいですがそのままあぷ。そしてこれももちろんフリーです。
先ほどの絵と同じ。欲しい方どうぞ持ってちゃってください。

それではこれで…!たぶん、また来るよ…!
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