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二次元NLCPに愛を注ぐブログ (苦手な方はダッシュで逃げてください)
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保存方法間違えて主線が消えた…!orz

あぁもう私ほんと馬鹿としか言い様がない…!何故に間違えたし…!





…まぁ、過ぎたことを言ってもしょうがないのでとりあえず更新します…

ではでは改めて。





リョーマくん誕生日おめでとう!





ほんともう私を「バカじゃないの?」と罵ってあげてください←

そんなわけでいつも汚い絵がさらに目も当てられなくなりましたが追記に置いていきます。できる限りの修正はしたが…クオリティがある意味ぱねぇ…

主線のない絵とかやってみたかったんですけどね。これはその予定じゃなかったからとんでもないことになりました…また今度頑張ろう!



あ、今は絵だけ置いていきますがそのうち小話も出現します。この絵にちなんだものを。

そっちは日が変わってしまうかもしれませんが;絶対あげますので!







ではでは、大失敗を犯しひどい状態の絵でも見てやんよ!って方は追記をどうぞ。ちなみに無駄なあがきでめちゃくちゃ下の方に格納しときます(笑)



 






『クリスマスイヴに誕生日なんて…なんだか素敵じゃない?リョーマくんにぴったりだと思うんだけどなぁ…』


――そう言うアンタを見てコロッと考えを変えた俺はだいぶゲンキンなヤツ、というより心底アンタに溺れてるんだと思ったよ。













「あらリョーマ、今日は珍しくお洒落さんなのね」
「…別に、そんなことないよ」
「またまたぁ、照れちゃって!まぁデートだものねぇ、気合いも入るわよねぇ~」


ギクリ。さすが母さんは鋭い。思わず靴を履き替えていた手をぴたりと止めた。
ニヤニヤと楽しんでる様子が顔を見なくても分かる。だからあえて気に留めない風を装ったが、母さんの方も引き下がらなかった。


「いい?リョーマ。デートなんだからちゃんとエスコートするのよ?ずかずか一人で歩いてったりしたらダメだからね?」
「んなこと…分かってるし」
「あとはくれぐれも他の女の子に目移りしないようにね!」
「は!?するわけないじゃん!そんなヤツいんのかよ!」
「え?アンタのお父さんだけど?」
「!…………あー、と……なんかゴメンナサイ…」


ヤバいヤバい、母さんから一瞬殺気が湧き出た。(でも俺のせいじゃない、はずだ)
ここで愚痴なんか始まったら溜まったもんじゃないのでとりあえず謝っておく。それから急いで立ち上がり玄関のドアノブに手をかけた。


「じゃ、いってきまーす…」
「あ、いってらっしゃい。気をつけるのよ!」
「ハイハイ」
「それと…良いクリスマスを、そして良い誕生日を」


――あ、なんだろこの感じ。
毎年のように聞く母さんのその言葉は、正直言ってあまり好きではなかった。しかし今はなんだか新鮮な気持ちで聞けた気がしたのだ。
すっと心に、何のわだかまりもなく入ったその言葉。その理由はきっと――


「………」
「…?何、どうかした?」
「いや……あの、さ」
「うん?」
「俺、今まではクリスマスイヴに誕生日なんて、損なだけで最悪だと思ってたんだよね…」
「ああ…だってアンタいっつもプレゼントが一つしかないって文句言ってたもんね」


母さんは納得したように頷く。
そう。俺はまだ子供だった(いやまぁ今もだけど)から、他のヤツが誕生日にもクリスマスにもプレゼント貰ってるのに自分は一つしか貰えないのが不公平だと思っていた。たまたま一緒になってしまっただけなのに、と。
だから自分の誕生日は嫌いだった。周りは「ロマンチックだね」とかなんとか言うケド、実際ロマンか損得を取るとしたら誰だって損得を真っ先に考えるだろう。ロマンなんてあったってどうにもならない。

その考えは根強く残っていた――はずなのに。




「なんていうか…今は、そうでもないよ」
「…そうなの?」
「うん……感謝して、る」


この日に産んでくれたことを。

母さんは驚いたように目を見開き、後には嬉しそうな笑みを浮かべた。(その笑顔がちょっとアイツに似てて恥ずかしくなった、っていうのは秘密だけど。)


「やだもう…本当に珍しいことばっかりね!今日は雪でも降るんじゃないかしら?」
「…失礼な…」
「でも一体誰がこの子の考えをここまで変えたのかしら…ぜひお礼を言わなくちゃね!」
「ちょ、別に誰とかないから!」
「はいはい。じゃあほら、早くそのお姫様を迎えに行きなさいな」


…結局分かってんじゃん。

口に出すと負けそうな気がして黙り込む。ほらやはり母さんは鋭いのだ。


「…じゃあ、ほんとにいってきます」
「いってらっしゃーい」


ひらひらと上機嫌に手を振る母さんに軽く手を上げて返す。そしてそのまま扉を閉めた。

「珍しい」とは自分でも自覚している。こんなことは普段思っても口にしないのに。
今日がクリスマスイヴで誕生日だから、聖夜の奇跡で素直になれたとでも言えようか。いや、それは確実に違った。分かりきっていた。それは母さんの見透かした通りだ。




(――誰が変えてくれた、なんて)


そんなのは分かりきっている。







俺は小さく笑って、お姫様を迎えに行こうと足を急がせた。










奇跡なんかじゃない
(全部君のおかげだった)






HAPPY BIRTHDAY RYOMA!
rbirth.jpg
(クリックで原寸大ですがしないことを激しくお勧めします)

絵と関係ないようであるお話。リョーマくんと倫子さんです。
すげぇ楽しく書いた。倫子さん意外と書けた良かった…!^^


絵の方に関しては…ほんとすいません…(土下座)
自分でも泣きたい。いつか描き直そうかな…

ちなみに王子がこんなに優しい表情をするのはあの子の前だけです。
手をつないでるのが誰かなんて言うだけヤボですよね^^←
そして私にセンスとか求めないでください。
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