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二次元NLCPに愛を注ぐブログ (苦手な方はダッシュで逃げてください)
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リボーンはぴばー!!*^^*

今日は記念すべきリボ様の誕生日ですよ!
画像は即席で描いたリボ様。鉛筆しかも見にくい絵で写メでごめんなさい;そしてレオンには目を瞑ってやってください。←
ちなみに後ろにある腕はツナです。ツナは明日の誕生日用だぜ!(笑)

リボーン生まれてきてくれてありがとう!
雲雀に好かれてるあなたがたまに憎いけど(笑)、いつまでも応援してます♪



そして今日は、やっと…やっと!編集が終わったずーっと前から言ってたリョ桜小説をあげたいと思います!
あれだけ言っといてこんだけ待たせてしまい本当に申し訳ないです…!><

内容はと言いますと、アニメの24輪の妄想補完(?)です。
リョ桜…というより、リョーマと桃センパイ。でも内容的にリョ桜。
デート当日の次の日の話だったりします。

ご理解いただけた方は続きからどうぞ^^♪

 
 
 




 
「…しっかしなぁ~、デートじゃなかったなんてなぁ~…」
「…一体何回言うんスか?」
 
 
――先程から同じことばかり。
一定の時間を置いて何度も呟く桃城の言葉は、リョーマにとっていい加減『耳にタコ』だった。
 
「まぁ言われてみれば確かに、どう見てもデートの雰囲気じゃなかったもんな…特に越前が」
「だから。誰もデートなんて言ってないしっていうか勝手に付いて来たの先輩たちだしむしろ何であそこにいたの」
「お前デートとかしたことないだろ?」
「…話全然違う方向に行ってるんスけど」
 
どうせ桃センパイだってしたことないくせに。
 
そう言いかけて口を噤む。殴られるのが目に見えたためだ。
代わりにリョーマは大きなため息を一つついた。
 
 
リョーマがスミレの頼みで、彼女の孫――桜乃を張辰のところに連れていったのが昨日のこと。
まさかそれを偶然桃城や堀尾たちに目撃されるとは思いもしなかった。その上デートだと勘違いされ跡をつけられたことは、リョーマにとって一生の不覚だった。
現にこうして桃城に――ついで家では南次郎にも面白がられていたので、リョーマはいい加減うんざりしていたのだ。
 
(…ああもう、なんか、)
 
そもそも断ればよかったのか?
リョーマは心の中で呟く。
 
あの時いくらスミレにああ言われたからといえど、断ろうと思えば何かと理由をつけて断ることは出来たはずだった。
そうしたら、こんな面倒くさいことにはならずに済んでいたかもしれないのに。
 
そこまで考えて、リョーマはふと思い直した。
 
(…あれ、なんで、)
 
 
なんで『今更』、そんなことを考えるのか。
 
今の今までは全然思いつきもしなかったことだ。
――否、そんなことは考えようともしていなかった。
 
 
断ろうと思えば断れた、なんて言うけれど実際はそんなつもりはなかったし、面倒くさいと言うのだって今この瞬間だけの話で。別に桜乃を連れていくこと自体は全然面倒くさくなかったのだ。
このことについては、逆にいい機会だとさえ思っていたはずだ。――桜乃のテニスを見ておきたいと思って、リョーマはわざわざ自分のラケットまで持っていったのだから。
 
 
その上、桜乃が待ち合わせにあんなに遅れても待ち続けたし、
桃センパイに言われたとおり追いかけて、そこにジュースもつけた。
 
 
――普通だったら、そんな面倒くさいこと、
 
 
 
 
「絶対しないじゃん」
「は?」
 
ポツリと呟いた言葉が桃城の耳に拾われてしまい、リョーマははっと口を押さえた。
それを聞いた桃城は目を丸くしたかと思うと、やがて眉を寄せてリョーマのことを凝視し始める。
 
「…お前……」
「な、なんスか?」
 
リョーマは思わず視線を反らした。
考えていることが勘づかれたのではないかと内心焦っていたのだ。
 
桃城がゆっくりと口を開くと、リョーマは息を呑んで――
 
 
 
 
「まさか…誰かとデートとかする気全然ないわけ!?」
 
そのままがくり、と肩を落とした。
――どうやら勘違いしてくれた、らしい。
そう安心したのと同時に、彼は呆れの意味を込めて深く息をついた。
 
「……桃センパイ」
「あ?なんだよ」
「バッカじゃないの?」
「はぁ!?なんだよいきなり!」
 
桃城は片手を振り上げた。
殴られる。そう判断して、リョーマはその身を翻すと素早く踵を返す。
 
「こら越前ー!聞けよ!!」
「あーうんうん。俺練習戻るんでー」
「おい!先輩命令だぞー!」
「…また先輩命令かよ……」
 
――やってられない。それに、こんな心の内明かすわけにはいかない。
 
リョーマは桃城を無視してひたすら歩みを進める。
そして、自分でもよく分からない――ふと浮かんだ感情について、ただひたすら考えていた。
 
 
 
 
(――ただ、)
 
 
ただ、それは、
 
『竜崎じゃなきゃダメだった』 って、
 
 
 
 
それだけの話
 
 
 
 
――彼がこの言葉の意味に気付くのは、もう少し先の話。








アニプリ24話の妄想補完?
アレはデートかデートじゃないか!?というお話。
リョーマくんが自覚しそうなそうでないような、曖昧なとこが書きたかった(笑)

桃センパイがやたら楽しかったです^^この二人のコンビは良いと思う♪

きっとリョーマくんは桜乃ちゃんじゃなったらあそこまで優しくないよなーつか断っただろうなーと思っていたい。私が。←

読んでくださった方ありがとうございました!^^
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